https://tech-d.jp/column/tdo2020100600/
Ⅰ.乳化・可溶化<基礎編>
① エマルション、マイクロエマルション、ナノエマルションとは?
② マクロ~ナノエマルションの観察と定量測定の実際
③ エマルションの一般的な調製法と各種乳化装置
④ 乳化安定化の定番技術(乳化安定化理論)
⑤ 実用系でのエマルション状態と各種トラブル解決法(実用系での落とし穴)
ゴール:乳化・可溶化について説明できるようになる
■講義概要
乳化と可溶化の基本を平易に解説するとともに、実用系を念頭に置いた「状態の観察、評価法」「界面活性剤の選択と用い方」「実用系でのトラブル例とその解決手法」に関して実例を用いて解説をおこなう。
Ⅱ. 相図の読み方作り方と乳化解析への用い方
① 相図の基本を理解しよう:ルールが唯一つある
② 成分系の相図:相図が読めると界面活性剤の能力と利用法もわかる
③ 成分系の相図:乳化、可溶化の解析に必須
・三角座標の読み方、作り方の実際と使い分け
・相図による可溶化能とマイクロエマルションの理解
ゴール:相図を作成できるようになる
■講義概要
乳化・可溶化の設定に欠かせない相図の読み方作り方を理解していただき、相図を用いた乳化、可溶化の理解と実用系での機能賦与法も併せて教示する。
Ⅲ. スキンケア処方開発のポイントと市場・技術動向
① 化粧品を取り巻く生活社会環境の変化とスキンケアコンセプト
② スキンケア化粧品の素材・技術動向
③ 社会環境・市場トレンドに応じた処方設計と特性賦与の方法
高機能クレンジング
高保湿クリーム(αゲル)
高持続エマルション
ゴール:トレンドに応じた処方設計を説明できるようになる
■講義概要
生活社会環境と市場動向の推移に対応したスキンケアの処方設計と製剤技術についてわかりやすく解説する。