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コスメセミナー参加者からの質問とお応え 第3部 Part-01

富士ロジテックホールディングス

投稿:

2022年9月14日に開催されました。

D2C/P2Cスキンケア&コスメまるわかりセミナー 開発トレンドからLINE活用コマースまで完全網羅!
全文はこちらから
https://fujilogi.net/blogs/news/fujilogi-news-016

第3部
クロージング対談・質疑応答
株式会社富士ロジテックホールディングス 西間木 D2C/P2C/Eコマース 物流・発送代行サービス  がファシリテーターとして、参加者からの質問にスピーカーのみなさんとお答えしたレポートになります。

株式会社Cogane studio (コガネスタジオ) 代表 植村 元 様
サービスサイト:Benten(ベンテン):https://bentenmarket.com/
株式会社Skin Code,inc.  代表取締役 三輪 みゆき 様
サービスサイト:COCO.skin(ココスキン):https://cocoskin.
株式会社ライフェックス CRM Division General Manager 高井 真吾 様
サービスサイト:LINE連携サービスLIneON https://lineon.jp/

CRMをLINEとe-DMで実施する違いとポイント
質問
スキンケアブランドでLINEを活用したCRMを展開する場合ですが、e-DM(Eメール)で実施されている

ステップメールとの運用上の違いについて、
初回購入から、F2への転換などについて、
基本的なタイミングやステップメールの内容のポイントについて
教えてください。

株式会社ライフェックス CRM Division General Manager 高井 真吾 様(以下:高井 様)
ありがとうございます。
具体的ですね。
商品であるとかその企業様によっても異なるとは思いますけれども、e-DMとの違いというところですね。
圧倒的に違うのはやはり開封率だと思います。
やはりメールはいうのは開封率(オープンレート)が下がってきているという事実がある中で、LINEだと90%を超える既読率が、LINEから公式に発表されているのでお客様に届くという面では非常に違うと思います。
メールが駄目だということではなく、メールで情報を配信した方が良いものもありますのでご注意ください。
LINEでは気軽で身軽なコンテンツ・情報の配信をするように方が良いです。顧客に対しての情報の出し分けというのを考えていくのが必要です。

F1からF2への転換ところですが、
これも本当に企業様によっていろいろなのですけれども、F2になるまで8通配信する企業様もあれば、4通しか送らないところもあるので、そこはまちまちなのかなあと思います。
けれども、やはり送る回数ということよりも、「何を伝えたいのか」。
このブランドとしてという「核」のところがないと、何を打っても見てもらえないことになります。
開封率だけを見ていても、開封してくれているだけで中身を読んでいただけていなく、刺さっていないところがあるということです。
ブランドのコンセプトもそうですし、お客様にどのように向き合うのかなどを企業様がしっかりと考えて、そのために3回でこのストーリーで伝えたい、いや5回でという議論ができれば、よりお客様に届く配信ができるのかなと考えています。

ざっくりとしたお話になりましたので、具体的なご相談をお気軽にお寄せいただけましたら幸いです。

ライフェックスさんへのお問い合わせページです。
サービスに関するご質問・ご相談など、どうぞお気軽にお問い合わせください。

*今回はご案内できなかった関連質問
通販のCRMといえば、「同梱物」です。
同梱物での、クロスセル・アップセルが基本で鉄板の施策と言われていますが、
(ランクアップさんの事例はよく聞きますが、5年以上も前の成功事例です。)
一方で、クロスセルやアップセルを、同梱物ではなくLINEで実施するブランドも増えてきていると実感しています。
一方で、同梱物施策をやめてもリテンションや売上への影響がないブランドもありますが、LINEへの誘導での施策で成功しているブランド事例はありますか。

顧客視点としての商品開発でのしくじり失敗事例
質問
植村さんと三輪さんへのご質問になります。
第1部の後半のパートでもこのお話がありましたことは、これから開発されるD2C/P2Cブランドさんにとっても重要なポイント等にもなると思います。
「顧客視点としての商品開発ができていない、できない」とのことですが、具体的にこれはしてはいけないという開発フェーズでのポイントについてアドバイスをください。
どのような「あるある失敗-勘違い」をしてしまうのでしょうか。
たとえば、先ほどでは、
・成分を、流行りだけで採用してしまう
・配合(インテグレーション)の重要性が認識されていない
とのアドバイスがありましたが、それ以外でございますか。

株式会社Cogane studio (コガネスタジオ) 代表 植村 元 様(以下:植村 様)
結構難しいご質問ですが、具体的なご相談があると、「ここが違いますよ」というのは普段のご相談の中でもお答えしていますのでお答えがしやすいのですが。

少し、視点を変えてお答えしてみます。
今の時代は、いわゆる顧客視点での情報はそれなりに掴みやすいと思っています。

というのは、今は、誰でも、素人でもメディアとしてSNSを持てる状態で、素人でもいろいろな人に対してアンケートが取れる状態なのですよね。
そのような環境で、僕が絶対にやってほしいことは、ブランドのSNSのアカウントを作るからでもいいのですけれども、まず自分の商品が、物を作る前に売れるかどうかということが簡単にわかりますので、事前のアンケート・市場調査をしてください。
「こういうものを作りたいのだけれども、皆さん興味ありますか」
ということを、物を作る前にお客さんに聴ける状態にあります。
物作り始めると、既にお金が発生していて止まれない、止まらなくなってしまうので、これは是非やって欲しいと思います。
そのときに、ものすごく反応率が高いものは、需要がすごく大きいですよね。
このような物作りを、今の時代はできる環境なので、自分の思いが通じるのか、ぜひやって欲しいと思います。

よくあるのは、この商品は売れると思っている、このようなお客さんの悩みがあると思う、商品を作ってマーケティングをしてみたのだけど、
「全くお客さんがいなかった」
という「失敗しくじり事例」はOEM開発ですごく沢山あります。

今の時代は、先にお客さんをとらまえてきてから物を作ることもできます、たとえば、「クラウドファンディング」がすごくいい事例で、作る前にその資金を集めるという方法もありますので、そういった意味でも、顧客が何を求めているのかを今の時代はすごく取りやすいというか、リスクほぼゼロで取れる状態です。
是非、このような視点とプロセスで「物作り」を考えて欲しいと思っています。

全文はこちらから
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